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実点科技スレーブ局プロトコル変換ゲートウェイユニットのTFT-LCD生産ラインにおけるアプリケーション

電子製造

液晶パネルメーカーのTFT-LCD生産ラインにおける精密搬送工程では、ロボットとPLCが異なるバスプロトコル体系に属するケースがよく見られ、両システム間のデータマッピングとリアルタイム性が、生産ラインの協調精度と運転安定性に直接影響します。本事例では、このような生産ラインを対象に、実点科技のスレーブ局プロトコル変換ゲートウェイユニットが異種プロトコル間接続に応用された実践例を紹介します。

 

今回の事例で使用した実点科技製品

GW6L-A0D0

(スライス型ゲートウェイ EtherCAT スレーブ - CC-Link スレーブ変換キット)

 

 

 

一、デバイス紹介

このラインの精密搬送工程は、産業用ロボットとPLC制御システムが連携して行い、ガラス基板の取り出し・搬入、位置決め、搬送を担っています。ロボット側はエンドエフェクタの位置、運動速度、グリッパ状態をリアルタイムでフィードバックする必要があり、PLC側は生産ラインのロジック制御を担当し、ロボットへ動作指令を送信すると同時に状態信号を受信します。両者の協調応答が搬送精度と生産ラインのタクトに直接影響します。

 

 

二、実点科技のソリューション

異種バスプロトコル間の変換工程では、データマッピングの完全性と転送遅延に高い要求が求められます。ロボットの関節座標、グリッパ圧力、故障コードなどのデータはPLCのレジスタ領域へ正確にマッピングされる必要があり、PLCが送信する動作指令もロボットへ遅滞なく転送される必要があります。両者の協調応答が基板搬送の位置決め精度と動作タクトに直接影響します。

 

本ソリューションでは、実点科技GW6L-A0D0をEtherCATインタフェース経由でKUKAロボットコントローラのEtherCATポートに接続し、ロボットの関節座標、グリッパ圧力値、故障コードなどのデータを収集します。同時にCC-Linkインタフェース経由でPLCに接続し、両プロトコル体系間の双方向データブリッジングを実現します。

 

 

三、ソリューション構成

制御層:

三菱電機Qシリーズ PLCをコアコントローラとし、生産ラインのロジックスケジューリングを担当、ロボットへ動作指令を送信し状態フィードバックを受信します。

 

ネットワーク層:

GW6L-A0D0ゲートウェイは、EtherCATインタフェース経由でKUKAロボット制御ユニットに接続し、CC-Linkインタフェース経由でPLCマスタ局に接続することで、EtherCATとCC-Linkプロトコル間のブリッジ変換を実現します。

 

現場実行層:

ロボットが収集した関節座標、グリッパ圧力、故障コードなどのデータは、ゲートウェイを介してPLCのRWr(リモートレジスタ読み出し)領域へマッピングされ、PLCの動作指令はRWw(リモートレジスタ書き込み)領域を経て送信されます。データマッピングパスは明確で、双方向に流れます。

 

 

四、応用効果

 

 

五、実点科技スレーブ局プロトコル変換ゲートウェイユニット

実点科技のスレーブ局プロトコル変換ゲートウェイユニットは、スライス型キット設計を採用し、現在EtherCAT、PROFINET、Modbus TCP、CC-Link、EtherNet/IPの5種類のプロトコルスレーブ局間の双方向変換に対応しています。高速バックプレーン伝送を採用し、プロトコル変換遅延は1ms以内、使用周囲温度範囲は-40℃~+70℃で、クリーンルームや高周波電磁環境など、プロトコル変換のリアルタイム性と環境適応性に高い要求がある工業現場に対応できます。