IO-LINKでスレーブ局をコンフィグレーションする際、具体的な型番を選択する必要はなく、スレーブ局のプロセスデータと同じバイト長を定義するだけでよいです。一般的に、スレーブ局のプロセスデータ長を取得するには3つの方法があります。

↑ 実点科技IO-LINKマスタ局とスレーブ局
一、スレーブ機器の取扱説明書を確認する
実点科技のスレーブ局IOL7-16CB-M12を例に挙げると、取扱説明書からプロセスデータ説明表を確認できます。

表から、プロセスデータは入力2byteと出力2byteであることがわかるため、スロットはIOL_I/O_02/02 byteを選択します。

二、スレーブ機器のIODDファイルを確認する
一般的に、IO-LINKのスレーブ機器にはIODDファイルが用意されており、下図のとおりです。

このファイルを直接開くと読み取りがやや難しいため、《IODD Viewer》というソフトウェアを利用することができます。このソフトウェアはネットからダウンロードできるほか、弊社にご連絡いただいても入手可能です。

このソフトウェアでIODDファイルを開くと、必要な情報をより直感的に取得できます。

1行目のProcess Dataをクリックするとプロセスデータ説明ページに移動します。下図のとおり、プロセスデータは入力2byteと出力2byteであることが明確にわかるため、スロットはIOL_I/O_02/02 byteを選択します。

三、スレーブ局のISDUを読み出す
すべてのマスタ局がISDUパラメータを読み出せるわけではありません(例えばSiemensのTIA Portalを使用する場合、ISDU書き込み操作しか行えません)。ここではTwinCATを例に説明します。
ポートを任意の長さのIO-LINKモードにコンフィグレーションし、スレーブ局を接続します。CoE-onlineでインデックス9000:0 IOL Info data Port 0を見つけます。ここからが、マスタ局のIO-LINKポート0~ポート7がリアルタイムで読み出すスレーブ局情報であり、9000:24、9000:25でプロセスデータ長を読み出せます。

ここでは16bit入力および16bit出力であることが確認でき、つまり同様に入力2byteと出力2byteとなるため、IOL_I/O_02/02 byteを選択します。