バルブマニホールドは、電磁弁及びその信号処理を制御するための、通信ユニットと空圧ユニットで構成される制御機器であり、島のような外観であることから「阀岛」と名付けられています。
バルブマニホールドには2つのサブユニットがあり、それぞれ通信ユニットと空圧ユニットです。以下、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

一、通信ユニット
まず通信ユニットについてですが、これは通信と制御の機能を担っています。
通信部分は特定のインタフェースを介して、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)や分散型リモートI/Oシステムなどの他のフィールドバス機器と接続します。現在よく使われているインタフェースにはM12とRJ45の2種類があり、よく使われているフィールドバスプロトコルにはPROFINET、EtherCAT、EtherNet I/P、CC-Link IE Field Basicなどがあります。
制御部分の主な機能は、電磁弁の動作制御と動作状態の監視であり、通信部分が受信した指令を送信するとともに、電磁弁の状態を通信ユニットへ報告します。
バルブマニホールドはこのユニットによって、プロセスバルブから制御レベルまでの自動化を実現しています。

↑ 通信ユニット
二、空圧ユニット
次に空圧ユニットについて説明します。これは主にバックプレーンと電磁弁の2つの部分で構成されています。
バックプレーンは気路板とも呼ばれ、主な機能は統一された気源(例えば圧縮空気)と電源を複数の電磁弁に分配することです。一般的に3つの貫通するチャネルがあり、それぞれ1つの給気口と2つの排気口となっています。
電磁弁はアクチュエータに属し、工業制御システムにおいて気体の方向、流量、速度及びその他のパラメータを調整するために使用されます。

↑ バックプレーンと電磁弁
以上の2つのユニットにより、電気、空圧及び機械の各機能を一体化し、気電一体型の制御機器とすることができます。
バルブマニホールドの登場により、電磁弁の配線の難易度が下がり、システムのデバッグ、性能検査、診断・保守などの作業も大幅に簡素化され、幅広い応用が期待されています。