実点科技の一体型シリアルインタフェースゲートウェイPN4-GW2FPでPROFINETをフリーポートに変換する際、複数の命令を交互に送信する必要があるケースがよくあります。一般的によく使われる方法は変数データを追加し、同一アドレスのデータを変更することで、異なるデータメッセージを送信することです。本号の実点Q&Aでは第2の操作方法を紹介します。複数ノードにメッセージを事前保存し、異なる制御ワードで異なるメッセージを出力する効果を実現します。

1、 コンフィグレーション手順
TIA PortalソフトウェアでシーメンスPLC対応シリーズを追加し、PN4-GW2FPのGSDファイルをインポートして、ユニットをネットワークトポロジ画面に追加します。

PLCとPN4-GW2FPユニットのネットワークポートを接続し、ユニット実機に名称とIPアドレスを割り当てます。

TIA PortalソフトウェアでPN4-GW2FPユニットのハードウェアコンフィグレーションを開き、プロセスデータに必要な上り下りデータエリアを追加します。

コンフィグレーションが完了した後、ユニットを右クリックして現在のコンフィグレーションに対し「ハードウェアダウンロード」を行います。

2、 ユニットのコンフィグレーション手順
実点科技のコンフィグレーションソフトウェア「SDOT-FREEPORT」を開き、新規プロジェクト作成を行い、動作モードとしてプロデューサ・コンシューマを選択します。物理規格は実際のインタフェースに準じます(本例では485インタフェースを使用)。

シリアルポート情報、ボーレート、データビット、パリティビット、ストップビットなどをコンフィグレーションします。

複数ノードを追加し、ノードの下にプロデューサを追加します。本例では受信データ用にコンシューマを1つ追加で例示します。

ノード1のプロデューサコンフィグレーションで、送信ユニットは制御ワードの状態変化時にトリガーするよう選択し、トリガーバイトのメモリマップ開始アドレスは1500です(シーメンス出力の第1バイト)。

ノード1のプロデューサの下にデータエリアを追加します。本例では長さを5に設定し、メモリマップ開始アドレスを1510(シーメンス出力の10バイト目)とします。
ノード2も同様に送信バイトのメモリマップ開始アドレスを1501(シーメンス出力の2バイト目)、メモリマップ開始アドレスを1515(シーメンス出力の16バイト目)にコンフィグレーションします。

最終ノードではコンシューマをコンフィグレーションし、トリガバイトを0からイネーブルに変更し、変数データエリアを1から開始して長さを10バイトとします。

コンフィグレーションが完了したら、通信構成を選択し、対応するユニットを検索して、コンフィグレーションをユニットにダウンロードします。

PLCとユニット全体を電源オフしてから再起動し、オンラインで監視します。
3、データモニタ

アドレスエリアで対応するアドレステーブルのデータを確認します。
あらかじめアドレスデータQB10~QB29を設定しておき、それぞれQB0とQB1をトリガすることで、複数の異なるメッセージの送信を実現できます。


同時に受信データをテストし、アシスタントから送信したデータがTIAポータルソフトウェア内のアドレスエリアにマッピングされることを確認します。

この送信方法により、複数メッセージの切り替えがプログラムのタイミング関係に与える影響を低減でき、同一アドレスエリア内でデータを切り替える操作に限定されずに、メッセージの事前格納送信機能を実現できます。
以上が実点科技の一体型シリアルインタフェースゲートウェイPN4-GW2FPにおける事前格納複数命令送信方法のご紹介です。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。誠心誠意対応させていただきます。