ホームナレッジ実点科技 リモートI/Oユニット XB6S PROFINETプロトコルカプラの TIA Portal における入力信号読み出し異常のトラブルシューティング方法

実点科技 リモートI/Oユニット XB6S PROFINETプロトコルカプラの TIA Portal における入力信号読み出し異常のトラブルシューティング方法

2025-12-21

XB6S-PN2002は実点科技のリモートI/OユニットXB6S PROFINETプロトコルバスカプラです。実際のアプリケーションでは、TIAポータルソフトウェアで入力信号が読み出せない状況に遭遇することがあります。本文では体系的な切り分け方法を紹介し、ユーザが問題を迅速に特定し解決できるよう支援します。

 

一、配線のチェック

ユニットのチャネル表示灯が点灯しない場合、通常は配線に問題があることを示しています。XB6S-3200を例に、配線例は以下の通りです。

 

 

XB6S-3200の入力信号はシンクタイプ(NPN)/ソースタイプ(PNP)互換であり、COMの配線によって切り替えます。ソースタイプ(PNP)の入力信号を使用する場合、COMは0Vに接続する必要があります。シンクタイプ(NPN)の入力信号を使用する場合、COMは24Vに接続する必要があります。COMを配線しない場合、入力信号はユニット内部で回路を形成できないため、チャネル表示灯は点灯せず、プログラム内でも対応する入力信号を読み出すことができません。

 

 

二、入力点(I点)が意図せず書き込まれていないかのチェック

入力点(I点)は論理上、読み出し専用の信号であるべきですが、プログラムの記述が原因で意図せず値が割り当てられ、読み出し異常を引き起こす場合があります。

 

 

上図のプログラム例のように、I点を直接出力コイルとして使用すると、TIAポータルでのコンパイルとダウンロードは正常に行えますが、I0.0は外部センサ信号に応じてリアルタイムに変化しなくなります。

 

チェックを行う際は、具体的な入力点(I0.0など)だけでなく、IB0、IW0、ID0なども確認し、さらに一括して値を割り当てる可能性のある他の命令についても確認する必要があります。

 

三、プロセスイメージが自動更新に設定されているかのチェック

新規にプログラムを作成してユニットを追加する場合、プロセスイメージはデフォルトで自動更新に設定されます。XB6S-3200ユニットを追加する場合を例にすると、デバイス概要でそのユニットを右クリックし、「プロパティ-IOアドレス」に進むことで関連設定を確認できます。画面は以下の通りです。

 

 

 

TIAポータルにおけるプロセスイメージに関する説明は以下の通りです。

 

 

 

デバッグ中に誤って「自動更新」を「なし」に変更すると、I点がユニットから送られてくる実際のデータを受信できなくなり、しかもコンフィグレーション上では一切のアラーム表示が発生しません。

 

 

この設定を「自動更新」に戻し、コンフィグレーションを再度ダウンロードすると、通常はI点が外部信号に応じてリアルタイムに変化する様子を確認できます。

 

 

以上が、実点科技のリモートI/OユニットXB6S PROFINETプロトコルバスカプラにおいて、TIAポータルソフトウェアで入力信号の読み出し異常が発生した場合の切り分け方法です。ご覧いただきありがとうございました。