SSI 絶対値エンコーダは、同期シリアルインタフェース(Synchronous Serial Interface)を通じて一意の位置コードを出力する回転/リニアセンサであり、その中核的な特徴は次のとおりです——
• 絶対位置出力:電源投入直後に正確な位置を取得でき、原点復帰が不要です
• 耐ノイズ伝送:差動信号(RS422規格)により、工業ノイズ環境下でも安定した通信が可能です
• 累積誤差なし:物理的な位置コードを直接読み取るため、パルスカウントのずれが発生しません

XB6S-PS20Dは実点科技のスライス型SSI 絶対値エンコーダカウンタユニットで、SSIエンコーダの入力、カウント、プローブラッチなどの機能に対応しています。データビット長と位置の設定に対応:フレーム長、LSBおよびMSBを設定可能です。グレイコードとバイナリコードの2種類のコード表示に対応し、最大2MHzの取得周波数をサポートします。

フレーム長(Frame Length):1回のデータ伝送に含まれる総ビット数を指します。その構成は、フレーム長 = 位置データビット + ステータスビット + チェックビットとなります。
LSB(Least Significant Bit):データフレーム中で最も重みの小さいビット(2進数の最下位ビット)を指します。
MSB(Most Significant Bit):データフレーム中で最も重みの大きいビット(2進数の最上位ビット)を指します。
例:TX[データ伝送方向]——> MSB ——> B2[Bit n]——> ... ——> LSB[Bit 0]
多回転式エンコーダを例にとると、そのフレーム構成が、回転数(12ビット) + 角度(14ビット) + ステータス(4ビット) + CRC(2ビット) = 32ビットフレーム長である場合、XB6S-PS20DはN+1個のクロックパルス(N=データビット長)を送信する必要があります。
• 最初のN個のパルスでデータビットを読み取ります
• N+1番目のパルスでチェックビットを読み取ります
実際に出力されるSSIフレーム伝送プロセス(32ビットデータ+1ビットチェック)。
XB6S-PS20Dの送信クロック:第1パルス ——> 第2パルス ... ——> 第33パルス;
エンコーダ出力:データビット32 ——> データビット31 ... ——> チェックビット;
このうち有効データは回転数+角度でn=16ビットであり、MSBはn-1=15、LSBは0から始まります。
フレーム長の設定が誤っている場合、短く設定するとエンコーダからフィードバックされるカウントデータが誤り、上位ビットのデータが欠落してデータ波形が三角波状になります。長く設定すると無効なビットまで読み取られ、LSBがノイズに汚染されて一部の下位ビットのデータが変動します。
LSBの設定が誤っている場合はデータ誤差が累積してフィードバック値が実際より高くなり、MSBの設定が誤っている場合は位置に大きなずれが生じます。
エンコーダの機種によってLSBとMSBの間のデータの計算方式が異なる場合があり、バイナリコードとグレイコードに分かれます。XB6S-PS20Dのすべてのコンフィグレーションパラメータは、対応するエンコーダのマニュアルと一致させる必要があり、そうすることで正常に読み取りが行えます。
以上が、リモートI/OユニットXB6S-PS20DのSSI エンコーダパラメータ解析です。